ひがが

情婦のひががのレビュー・感想・評価

情婦(1957年製作の映画)
4.2
なんとなくクラシック映画を観たくて鑑賞。
これも法廷物の傑作。

主人公は太った中年弁護士で、わがままで傲慢だけど腕は確か。ある殺人事件の弁護をすることにというストーリー。

これ、アガサクリスティー原作ってのもあってめちゃくちゃ面白いです。
最後まで話の展開が読めない。

そんな中コメディタッチなやり取りがちょくちょくあるので、全然飽きずに観れるのも良い。
弁護士とそのお世話をする看護師とのやり取りがなかなか面白い。

「情婦」というタイトルだけど、原作は「検察側の証人」で、後者の方がストーリーには合っているかな。

法廷物だけど小難しいシーンは少ないので、おすすめ。
モノクロ映画に苦手意識持っている人でも一度は観てほしい作品。
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