ものすごく作り込まれた脚本だと感じた。
認知症(?)を追体験させられたのは初めての経験だった。
ホラーやサスペンスのように何が何だかわからなくなってくる。
チキンを食べる下りの所はなんか凄すぎて声出た。こんなにもごちゃごちゃになってしまうのか。
この作品、恐らく実際に認知症などの症状を持つ人達がした発言等を元にして作ってるんだろうけど、それを正当性を持った描写表現としてストーリーを進めることで、観ているこっちも勘違いをするように巧妙に作られてる。
下手なホラーよりも怖いし、虚しくて泣くことも出来ない…。