これはとっても参考になりました。
メッセージ性が、とても高かったです。
認知症という病気、どんなものか(どんな風になるのか)を感じることが出来る作品でした。
私の中では、ただ単に迷惑な病気・・・記憶が曖昧になって、物覚が悪くなる、周りに迷惑をかける。親にそうなられたら大変！
恥ずかしながら、そんな風にしか思ってませんでした。
それを患った人のことって、あまり考えたことなかったですね。
本人は、こんなにもに恐怖なことなんだと、感じることができた。
つらくて、怖くて不安で。。。
そんな様子をアンソニー・ホプキンスが、上手く演じてました。
怖さの中にも、微笑ましさもあることで、辛さが少し和らぐんですよね。
そして、ドラマシリーズ「クラウン」で大好きになったオリビアさん。
切なくて、辛くて、しんどかったけど、彼女の選択は間違っていないと思う。
認知症の知識が高まり、万が一親がそうなった時や、そういう方と接する際の準備ができた気がする。
アンソニー・ホプキンスの作品を、それほど観ているわけではないけど、改めてこの人は名優だなぁと思いました。
