最初は何がどう進んでるのか分からなくて
途中から、これはアンソニーの世界なのだと気づいたら
何が現実で何が妄想で、今はどこなのか
できてるはずなのに、周りにはそう認めて貰えなくて
どんどん混乱の渦に巻き込まれて 不安になる気持ちの変化を感じられた
アンも、ポールも精一杯で
心無い言葉をかけられるアン
赤の他人に奥さんを取られ、自分の生活が犠牲になってると感じるポール
みんな辛くて、心がぎゅっとなった
最後の泣きのところは、81歳のアンソニーが
本当に小さな小さな子供に見えて
涙があふれた
認知症って、本人も、周りもみんな
それぞれに辛さがあるって怖くなった