2020年が舞台とは思えない古臭い考えのくそオヤジが主人公で終始イライラした。
こういう人も確かにまだいるのかもしれないけど、あえて映画としていま作品にする必要はあるのかなと思った。
原田マハさんの原作と映画の脚本は異なるという感想が多いけど、映画のストーリーにも出てくるようにより現代らしくアップデートできなかったのか。伝えたいのは結局「男はつらいよ」ということなのかな?
そう思うと寅さんシリーズはやっぱりつらそうなので私は観たくない。
志村けんが演じていたら、たしかに内面に抱えた寂しさみたいなものでもう少し主人公は魅力的に見えたかもしれないけど、それでも作品としてはNOだなぁ…
これを100周年記念作として公開してる松竹はもうダメそうだ。