ころり

わたしは金正男を殺してないのころりのレビュー・感想・評価

3.6
金正男暗殺事件、被告女性2人は多数の思惑に翻弄されているだけだった。
敵も味方もおらず、歯車として動くだけ。
国家、司法、マスメディア、それぞれの思惑に利用されている。
それは被告同士の関係性においても、そう感じた。

自分の弱みを理解してつけ込まれる可能性をがあるということを知っておかなければと思った。
どんな些細なきっかけで、悪意に巻き込まれるか分からないから。
でもその悪意は人間の一面であって、全てではないということも信じたい。たとえ悪意以外の面が自分に向かないとしても。
私は、人を人として尊重できているだろうか。改めて気をつけよう。

こんなことを考えさせてくれる、ドキュメンタリーって本当に面白い。
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