このレビューはネタバレを含みます
「安楽死」を作中でどう描くのかを期待して見たけれど、それについてはそれほど。犯人の動機がサイコパスっぽく表現されていたので、「ただ単に痛みのない方法で殺人を犯しているだけ」だった。
ただ、「闘病生活はつらいよね？あなたもつらいし、家族もつらいのよ？家族のためにも死んだほうがいいんじゃないかしら？」という犯人の言葉は、日本が安楽死を制度化できない理由を表していたと思う。
闘病している娘が「死にたい」と言ったときの父親のリアクションは、もうちょっと脚本考えて私達を唸らしてほしかったところ。
