レンタル開始からしばらく経ってるので鑑賞記録をつけておきます。
原作本は読破済み。だけど映画から入ったほうが絶対いい。本はキャラクターを自分のなかで構築してしまうので、どうしても比較してしまう。なので本との比較ではなく、純粋に映画だけの感想を記載しておく。
役者さんたちが全員いい演技してたと思う。内容も社会に議論の種を撒いている安楽死がテーマなので、そこも一貫してそれに向き合い続けた映画だった。私はとある一点だけを見るために映画館に足を運んだ。そこの部分を見て満足してしまったことはちょっと映画に対して不誠実だったかな。作中の音楽も映画に合ってたし、中だるみみたいなものは感じなかった。
ストイックなまでに犯人に向き合う主人公と冷静に物事を運ばせる相棒が男女ペアなのも良かった。北川景子に不満を感じる人もいるみたいだけど私はあれで良かったんじゃないかなと思う。お堅い役、合ってるよ北川景子さん。綾野剛に関して言えば、ちょっとだけまだハードボイルドには遠かったね(笑)
