聖杯とも称されるメルボルンカップという大舞台で、生死の境を彷徨う程の落馬事故から奇跡のカムバック遂げた女性騎手ミシェル・ペインの実話に基づいた物語。
騎手という厳然たる男社会の圧力に、懸命に抗いながら頂点を目指す主人公をテリーサ・パーマーが見事に演じてますが、劇中で少し見られる実際のご本人も、とてもチャーミングな方でした。☺️
中盤の落馬事故からの復帰までのシークエンス、ミシェルの鬼気迫るリハビリテーションシーンは、ちょっと僕には理解が追い付きません。何が彼女をそこまで駆り立てるのか。実話ベースの話であり、本人には明確なモチベーションが在ったのでしょうが、その姿勢は単に好きという一言では片付けてはいけないような、とても崇高なものに感じられました。🥲
何かにひたむきに打ち込む人間はカッコいい。😆