ときたまごsss

ライド・ライク・ア・ガールのときたまごsssのレビュー・感想・評価

3.7
2015年のG1メルボルンカップを
プリンスオブペンザンスで制した
ミシェル・ペイン騎手の物語

涙と挫折を乗り越え栄光を掴む、王道のストーリーなのですが、挑発的な映画タイトルからもわかる通り、自分の信念を決して曲げない主人公ミシェルの推進力が最高で、女性のキャリアを断つような恋愛や結婚に中指を立てるどころか見向きもしない清々しさがあります

産まれた瞬間から競馬を観てきたような僕でも面白いと思える映画でした
競馬映画で言えば今年の頭に本邦でも公開された『ドリーム・ホース』とは比べものにならないくらい良いです

競馬は歴史のあるスポーツですが、世界的にみると日本を含む一部の国と地域を除いて、興行/ギャンブルとして衰退しつつあるのは否めませんし、いつかはなくなるものであると思うので、だからこそ競馬がある今に生きているからには、競馬の炎にやられていたいですね

そして競馬ファンとしてはなんと言っても史実通りの映画なので、メルボルンCの1番人気馬として🇯🇵フェイムゲームとサンデーRの勝負服が登場するのが熱いです(さすがにホッコーブレーヴの出番はありませんでしたが)