チィファの手紙のAkaiKitsuneのレビュー・感想・評価

日本人キャスト版を観た時にも思ったことだけれど、主人公たちの少女時代と、現代の主人公の娘たちを同じ役者たちが演じるのが、すごくややこしい。娘たちが母親たちの面影を宿しているのを描きたいのはわかるが、そのことがこの物語にとってそれほど重要なファクターであるとは思えない。

そして、中国版以外にも、もっと他の国々でこの作品の現地版をどんどんと作っていきたいという監督のインタビューを以前に読んだことがあるが、そこまで入れ込むほど、この物語に特別な魅力があるとも思えなかった。