mari

泣きたい私は猫をかぶるのmariのレビュー・感想・評価

泣きたい私は猫をかぶる(2020年製作の映画)
4.0
手に持つグラスを投げたくなるぐらい
ご都合主義だけれど、
それでもいいんじゃないかって思う。

辛いことに葛藤して、自分の中で消化して、
笑顔で上手くいくように取り繕って
心の中で泣いている人には、
都合の良いことが整理整頓されていてもいいと思うの。

離婚だとか再婚だとか
思春期だからって、
無下に人を傷つけていいわけじゃないことだけは
忘れずに心に刻み込んでおきたい。

おーそう来るかって、
読めているようで読めない展開と
優しすぎるエンドロールに
心が浄化されていく感覚。

妬まずに、羨まずに、
少し優しい気持ちになったまま
今の自分と周りの人を大切にしようと思った。
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