このレビューはネタバレを含みます
青春が感じれる作品。
本当は不器用な、でも常に明るく振る舞う主人公と不器用な男の子。
題名にあるように、猫のお面をつけることで猫になれる主人公は、猫になることで好きな男の子に近づく。
そのうちに、猫になってしまおうと思い人間に戻るのを躊躇い始め、どんどんと猫に…でもやっぱり、人間に生まれてきたからこそ人間のままの景色で過ごしていき、猫は猫のままで、それぞれの道があることに気づく。
たとえ1人ぼっちに思える時が来ても、きっと誰かにとって貴方はとても大切な人。
そんなことを教えてくれる、夏の終わりに観た作品だけれど、とても良かった。