アシスタントの教養太郎のレビュー・感想・評価

映画業界でアシスタントとして働く女性の1日。
名門大学を卒業して、夢見て入った業界。入社してまだ2ヶ月である。誰よりも早く出勤して、誰よりも遅くかる。が、まだ心が生きすぎてるな、まだ。これから死にゆくものを見ているみたいだった。理想が死んで、現実のゴミに埋もれていく第一歩目の1日。暗い…！

描写細やかで、SEが無いし、大きな物語の起伏もないけど魅入っちゃったなあ。


映画業界、テレビ業界、アニメ、出版で働くみんな刺さって死ぬなこれ。
仕事終わってもう一回働いたかと思った。


2023 107