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恋するけだもののtyapiokaのレビュー・感想・評価

恋するけだもの(2020年製作の映画)
3.8
オカマなのか妖怪なのかわからないキャラクターのインパクトに引き続き、けだものを秘めた二重人格キャラクター、二面性金髪クレイジー女、ニコニコを絶やさない片し屋、とにかく癖に刺さるキャラ作りだった。オカマの登場シーンは笑いと恐怖が近い距離にいて良い。大きなシャベルもいい味を出している。だからこそ、けだものが食われている感が強く、完全な無双シーンもないため、やや惜しい。監督いわく想像よりアクションが長くなったとのことだが、1分で5人くらい殺すようなけだもの感のある見せ場がほしかった。変身シーンはワクワクした。いい顔の変わり方。わざと少し太ったらしいが、おどおど感には合っていた気がする。ひどすぎる職場とスナックくらいしか場所がないのに勢いがある。B級に求めているものが詰まった印象。唯一エロがないか?
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