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ライムライトのfilmaholiicのレビュー・感想・評価

ライムライト(1952年製作の映画)
4.3
道化師が人一倍悲しい目をするの、コントラストがきつくて苦しくなるな😭切ない、、!

人の事に対しては強気にお説教できるのに、人間自分のこととなるとそうもいかないがち。でも他人を励ましてるうちにその言葉がブーメラン的に作用して自分を変えてたりするよなあ。そんなテリーがまるでクララ。
中盤はなんとも複雑な気持ちになった。これは不朽の命題やろ。複雑で何が正解なんかわからんかったけど、誰も悪い人がいなくて、特にネビルが、ただ好きなだけやったのが良かった…
カルベロの人生哲学が素晴らしすぎて、テリーじゃなくても結婚して欲しくなるな。
そしてこれまた美しすぎて切ない最後までしっかり揺さぶられた、、最後までカルベロがテリーに向ける眼差しが暖かすぎてよかったよ🥺

総じてチャップリンすげえ。久々に映画見たから余計やねんけどエンタメで心を動かすってまさにこれやんな〜と思った。
モダンタイムスはショー感が強かったけどこっちはセリフが生きてて好きやった!

"However, the meaning of anything is merely other words for the same thing. After all, a rose is a rose."
-"意味なんて全部後付け、バラはどこまでもバラだ。"

“All it needs is courage, imagination and a little dough.”
-"人生に必要なのは勇気と想像力と、少しのお金。"
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