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バービーのfilmaholiicのネタバレレビュー・内容・結末

バービー(2023年製作の映画)
4.3

このレビューはネタバレを含みます

まずBarbie世界観の完成度バカ高くて心躍った😍🩵🛼マーゴットロビーの再現度素晴らしい👱🏼‍♀️✨ミュージカルシーンもめっちゃ良かった🎵映画館にもピンクでキメてきてる人結構いてBarbieの愛され具合を感じた。y2kがアツいこの夏に上映されたのもナイスだとおもう。朝に冷蔵庫開けるシーンでうわあああそんなやつ家にあったああ🥹💖て懐かしくなった。

ブラックユーモア流石にバカにしすぎやけどおもろかった😂鬱バービーのとこブラックがすぎてわろた。
楽しく見れつつ、見た後もいっぱい咀嚼し甲斐のある映画で、とても良かった。

女の子が何にでもなれると大きな可能性を持たせたBarbieだけどその反面ルッキズムを助長していたり、理想を形にした人形だからこそまた新たなステレオタイプが生まれて劣等感の要因にもなってしまっている。現実世界はまだまだ男性社会だったり、バービーランドでは気が付かなかった問題にも直面する。
夢のようなバービーランドが実はすごく女性社会に寄っていることにも気付かされる。
ケンの辛さにも寄り添っているのがとても良かった。

そもそも人形は人間が設定したキャラを演じさせて遊ぶもの。アイデンティティは設定次第だったけれど、
バービーランドの混乱の中、何も考えずポジティブ全開だったバービーが人間と感情が連動したことで?劣等感に苛まれ、私は私という自己認識が生まれる。
つまりもう設定に自我をコントロールされる人形ではなくなり、人間になることを選ぶ。

って解釈したけど、自己認識のところからバービーの最後の選択は、メッセージはわかるけどあのテンポでは腑に落ちきらなかったな…🧠🌀
今が幸せで満足って思っている状態はもしかしたらバービーランドの人形たちと同じなだけかもしれない。ポジティブが全てではなくて、視野を広く持って疑問を持ち続けることも大切、そんなメッセージが個人的には一番刺さった。📝
完璧にパーフェクトに描かれていたバービーランドは夢を詰め込んだだけじゃなくて、リアルワールドの風刺と対に、理想と見えているなかに潜んだ危うさみたいな風刺を含んだものだったのかもと後からじわじわ思う。

マテル社CEOが男性社会にいながら、バービーサイドの考えで安心した😮‍💨♡
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