『死霊館』のようなアクション系ホラーが好きな人には物足りないかも。
オーストラリアの新鋭女性監督による家族ものホラー。
孤独と迫りくる死、加齢とともに失いゆくものをじっくりと描いた作品。
迫りくる壁、壁、壁の演出はなかなか圧迫感があってよかったけどちょっとカットを割りすぎている感じはした。
というか全体に思わせぶりで見辛いシーンが多く、それ故に見辛い人にはとことん優しくない作品になってしまっている印象。
面白いかというと微妙なんだけど決して嫌いにはなれない。これからの可能性を感じる監督ではある。