『ファーザー』を、よりホラー感満載にした
ような作品。
ジャンプスケアがありそうでない、
緊迫感が良かった。
登場人物が祖母・母・娘の女三世代のみ。
女性だけなのが珍しく感じた。
内容は、かなり抽象的。
監督にも認知症の身内がいるのかなと
思って調べたら、案の定いるっぽい。
日本に住む初期の認知症の祖母を訪ねて、
症状を身近に体験し、衝撃を受けたそう。
また、もっと早く会いに来ていればという
罪悪感や、築100年の日本家屋の不気味さも
本作を思いつく要因になったらしい。
母娘の寝方が仲睦まじくてほっこり。