セッセエリボー

わたしはここにいるのセッセエリボーのレビュー・感想・評価

わたしはここにいる(2013年製作の映画)
3.9
ペルー音楽だからといって当然ながらフォルクローレは全く出てこない。割とたるい作りでそこそこ退屈もしたのだが、全編通してゆったりと上質なラテン音楽を味わえる。登場人物の年齢層がおしなべて高い。
前半は田舎、後半はリマが舞台。田舎の方は娯楽性ゼロの共同体のための音楽で正直上手いのかどうかもよくわからない。都市部になると我々に馴染みのある音楽の享受の仕方にかなり近づくのでやはり自分は田舎には暮らせないと思った。年配女性たちの歌声がバカ高くてびっくりした。