たはつみさんの映画レビュー・感想・評価

たはつみ

たはつみ

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さすらいのレコード・コレクター 10セントの宝物(2003年製作の映画)

3.5

一曲終わるたびに思わず拍手しそうになるほどの異様なライブ感に満ちた『ラスト・ワルツ』に続いて、失われたルーツミュージックの手掛かりをボロレコードから紡ぎ出す躁じいさんの映画を観た。本当にただ趣味が高じ>>続きを読む

ラスト・ワルツ(1978年製作の映画)

4.8

つまみ見はずっと前からしてたけどやっと最後まで観た。ぜんぶ名曲だけど結局「ラストワルツのテーマ」が一番好きかも。知り合いに似てるひとがたくさん出てきた。

さようならCP(1972年製作の映画)

3.8

集中力が持たんかった。コンディションが悪かったな…
自分の持っていた(る)差別意識を痛烈に感じさせられる。後ろめたさを覚えつつけっこう英語字幕を読んでしまった。

砂漠のシモン(1965年製作の映画)

4.9

「行ったら後悔するわよ。どうせ次の踊りを待つしかないんだから」最高。字幕が星野智幸。

ビリディアナ(1960年製作の映画)

4.0

これは楽しい。ただビリディアナがロクな目に遭わないだけの映画。最後には猥褻なブルースがハレルヤに勝つ。足がいいね!

皆殺しの天使(1962年製作の映画)

4.3

わかるわかる、帰るのって難しいよね。俺も何となく周りが帰らないから席を立ちづらくて必要もないのにだらだら残業したりするもん。そういうときの残業くらい前半は長く感じたが、ラスト15分は大いに盛り上がった>>続きを読む

馬を放つ(2017年製作の映画)

4.1

面白い面白くない、以前に撮り方が馬い。きっといつの日か、キルギスという国が世界の誰にとっても身近な国になったとき、この映画は歴史的傑作として必見のものになるだろう。そういう意味では今のうちに見といてよ>>続きを読む

パリ、テキサス(1984年製作の映画)

4.5

「映画を観たなあ〜〜」という気分になる。このヴィムヴェンダーズってひと自分が超アタマいいことを全然隠そうとしないな。白眉はやっぱりハンター/トラヴィス下校シーン。ナスターシャキンスキーがあまりにも美人>>続きを読む

ヨコハマメリー(2005年製作の映画)

3.9

「おじいちゃんの世代の人が何かと言うと戦争の話をするのを若い頃は不可解な懐古主義だと思ってたけど、自分もこの歳になってわかったのは、本当にあの世代の人たちにとっては戦争ってついこの間のことなんだという>>続きを読む

メキシコ万歳(1979年製作の映画)

3.5

こんなん撮ってたんかエイゼンシュテイン…
プロローグで助監督のアレクサンドロフが語る撮影のいきさつがものすごくばっくりしてて、そこが一番面白かった。次に面白かったのはマリアが幽閉されてた部屋から平気で
>>続きを読む

リュミエール!(2016年製作の映画)

5.0

割と何にでも言えることだけど、映画も原点が最高、っていうのを再認識した。いつまででも、何回でも観ていられる。映像の面白さを過保護なほど教えてくれるナレーションは、リュミエールの半生にも走らず、また奇跡>>続きを読む

旧支配者のキャロル(2011年製作の映画)

3.8

美男美女多かったのでよかった。特にあおいが職場の橋本愛似の先輩にとても似てた。ということは橋本愛にも似てるのか。
なかなかに常軌を逸したブラック現場ながら、みゆきの実は自信なさげなキャラクター的に案外
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狂気の海(2007年製作の映画)

4.0

くそ笑った。アタマおかしすぎ。そして本当にただ日本を沈没させたいだけなのが面白い。これだけでかい話なのにほぼ4〜5人で全部進んでしまうのも面白い。憲法改正賛成か反対か云々する前に、全国民が観るべし。い>>続きを読む

霊的ボリシェヴィキ(2017年製作の映画)

3.5

前半の展開が面白すぎてすげえ笑った。映像として怖い部分はほとんどないんだけど、語りの恐怖がキマりすぎててすごく怖い。そしてほとんど語りなのに、ここぞ!というとこだけ挟み込まれる音や映像の断片が、じつに>>続きを読む

花筐/HANAGATAMI(2017年製作の映画)

4.9

なんだこれエロすぎ。『この空の花』と全然違う。そして途方もない大傑作…!!全てのシーンが渾身のショット!ただ、マイナス0.1点にしたのは惜しいことに俺の好みではなかったため。なんかぼく三島由紀夫がちょ>>続きを読む

パターソン(2016年製作の映画)

3.9

随所で「たまらない・・・」と強く惹かれるとこはあったものの、いまいちわかりきらず終わってしまった。映画じゃなくて俺が悪い。最初から最後まであちこちで出てくる双子ないし二人連れの主題といい、しょっちゅう>>続きを読む

ギミー・デンジャー(2016年製作の映画)

4.3

Music is life, and life is not a business.

音楽ドキュメンタリーがこんなに楽しくていいのか。完全なる編集の妙味だね。シュールタッチなアニメーションももちろん
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劇場版 岩合光昭の世界ネコ歩き コトラ家族と世界のいいコたち(2017年製作の映画)

3.9

大学一年時のクラスメイトが編集に携わってると聞いて観たら本当にエンドロールで名前が出てきて感動した。

ネコ映画にはネコ映画の文法があるんだなあ、と思った映画でした。どうも自分には、まだそこがわかりき
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彷徨える河(2015年製作の映画)

4.8

すげえものを観た!と思ってたけど観終わってから同行の人と話しているうちにどうやら俺が根本の設定を理解できていなかったことが判明。あの二人のカラマカテが同一人物だったとは。またの上映の機会を待とう。。>>続きを読む

ポーラX(1999年製作の映画)

4.0

闇落ちしたら戻れなくなった人の話。いけめんだからといって変な男に惚れるといかに大変か教えてくれる。光と闇の往還、シーンによって全然違う質感を見せる映像、「いとこ」という微妙な血縁関係が誘発する変な家族>>続きを読む

ホドロフスキーのDUNE(2013年製作の映画)

3.8

「英語ひどいな〜」って思いながら見てたら後で友達が「英語ひどいのが耐えられないから途中退出した」ってツイートしてた。そんなにか。

消えた画 クメール・ルージュの真実(2013年製作の映画)

3.5

よく憶えてないが、人形の微妙なクオリティがかえって妙に生々しくて、描かれる状況の悲惨さとかを超えてそれが脳の一角に焼き付いている。圧倒的なカタストロフを経験(ex-perience)した人間が、失語の>>続きを読む

フィツカラルド(1982年製作の映画)

4.8

こりゃ面白い!!
確かに「スケールがでかい」としか言いようがない。『アギーレ』よりよっぽどジャングルが活かされてたし引き込まれた!『地獄の黙示録』にまんま継承されたのであろう、ジャングルの闇の演出はカ
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カスパー・ハウザーの謎(1974年製作の映画)

4.3

「俺たちはゆっくりと老いていく。大気は俺たちの叫びに満ち満ちている。だが習慣とはたいした消音器だ。俺のこともこうして誰かが見ていて、俺について何やら言っているんだ。こいつは眠っていて何も知らない、この>>続きを読む

小人の饗宴(1970年製作の映画)

4.0

他の方のレビューからかなりひどいの想像して観たけど、え、かわいくないですか!
あんまりずーっと笑ってるから何がそんなにおもろいねんとは思ったけど、そんなに嫌悪感はなかった。まあ楽しそうだしいいんじゃな
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CURE キュア(1997年製作の映画)

4.7

DVDのチャプタータイトルがかっこよすぎるのでそこだけでも見て。

スティールパンの惑星(2015年製作の映画)

3.8

スティールパンは録音だとローファイ過ぎて音の迫力が伝わりづらいので上映後にライブやってくれて良かった。
現代(2013年)のスチールパンパノラマを幾つかのバンドと奏者にフォーカスしながら追いかけつつ、
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オン・ザ・ミルキー・ロード(2016年製作の映画)

4.0

終わったあと、おっさんが二人で終わり方の解釈を述べあっているのを聞いていたらだんだん面白くなってきた。

この空の花 長岡花火物語(2012年製作の映画)

3.4

殺しは絶対にあかん。戦争は絶対にあかん。

旋回する一輪車のイメージ、戦争体験を語る幾つもの顔、強引な合成が生み出す火の海の生々しさ、それらの力強さたるや。しかしちょっとまだ、わからなかったかも。なに
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ブルース・ブラザース2000(1998年製作の映画)

4.5

今回刑務所から出てくるのはかたわれを失ったエルウッド。無言で丸一日待ち続ける姿が悲しい。
やっぱり、音楽は最高このうえない。逃走するバンドが繰り広げるアメリカ・ソウル紀行は充分に見どころが満載で、奇天
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ブレードランナー 2049(2017年製作の映画)

4.7

おーーもしろい!!個人的にはT2トレインスポッティングに並ぶ完璧な続編でした!親父世代が一作目をリアルタイムで見て熱狂してた感覚ってこういう感じだったんだろうな〜〜。強いてツッコミ所を挙げれば、色んな>>続きを読む

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