かじやん

ビバリウムのかじやんのレビュー・感想・評価

ビバリウム(2019年製作の映画)
3.7
まさにラビリンス映画。収容所のような緑色の住宅の家波、空に浮かぶ真ん丸い雲、張りぼてのような太陽が不穏を呼ぶ。そんな街へ不動産屋に連れて来られたトムとジェマ。食物など必需品は勝手に宅配され、赤ん坊まで届けられる始末。果たして2人は街を抜け出せるのか。成長の早すぎる子供は敵か味方か、はたまた人間なのか。タイトルも意味深、冒頭のカッコーの托卵や怪しい不動産屋、街の名前「Yonger」も何をか言わんや。
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