このレビューはネタバレを含みます
2021年3月14日 映画館にて。
見たあと暫く放心状態になってしまいました。エンドロールで流れていた主題歌もいい感じに不気味でしたね。
一番最初にあった、鳴く雛に餌をやる親鳥。
あれは、今後の主人公たちに起こることを意味していたのでしょうか。
言葉でうまく説明はできませんが、どこか人間と動物の違いについての皮肉にも感じられます。
全体的にはジワジワくる不気味な恐怖がありました。
悪夢みたいでした。
同じ家が規則正しく並ぶ住宅街。
雲らしい雲。看板の絵に書いたような家族の写真。全てが完璧すぎて不気味でした。
子どもとは思えない低い声も不気味でしたね。
なにか要求があると高い声で叫び、常に観察され真似され…。
子どもが見ていた謎の番組?と突然持ち帰ってきた謎の本。あれはなんだったのか。
てっきりそれを元にこの世界からの脱出。かと思ってたんですが…。
あの本は深い意味があるのでしょうか。
因みに、タイトルなんですが
・Vivarium(ビバリウム)
(自然の生息状態をまねて作った)動植物飼養場,動物施設,小動物保存施設
━━英和辞典より
だそうです。
結局黒幕が出ることなく終わりましたが、
あの不動産屋の人を養殖させられてた…という事なんでしょうか?
色々知った上で見ることでなにか発見ありそうな無さそうな…?な感じですが見た直後は流石に気乗りはしませんでした。
考察されている方がいたらそれ見てもう1回見たいと思います…。