キャッチコピーのラビリンススリラーって新しいね。
新居を探していた夫婦が変な不動産屋に全く同じ家が立ち並ぶ集合住宅地を紹介され大変なことになるお話。
登場人物がほぼ3人だから
序盤からこの夫婦のように世界に取り残されたような居心地の悪い不安な気持ちにさせられる。
その世界観は異様で恐怖を感じた。
どこまで行っても整然と並ぶ同じミントグリーンの一軒家と空に浮かぶ不自然に大きさが均一な雲の数々、彼らの毎日のルーティンを見ていると、人間にとって不自然に単調な景色や毎日は退屈であると同時に均等すぎるものには精神的に落ち着かず、不安を感じるということを見せつけられた。
送られてきた赤ん坊が異常に早いスピードで成長していくんだけど、その様子は子育てが一瞬で終わるかのように
時間があっという間に過ぎると言われているような気がした。
夫婦の行動全てが皮肉めいており
そこでの生活が滑稽でまるで人生の縮図のようにも見えた。
私はこんなとこから出られなくなったら発狂して死ぬ(´△`)↓
全編メタファーだらけの私の苦手な作品。世界観はわりと好きだったᙏ̤̫⑅*
───────────────
2021/№217✧🌛
おうち映画№217
劇場映画№