空葉

ビバリウムの空葉のネタバレレビュー・内容・結末

ビバリウム(2019年製作の映画)
3.2

このレビューはネタバレを含みます

なんやかんやで今年初めての映画館での映画鑑賞でした。
気になっていたので、観れてよかった〜!!

一言でいうならば『世にも奇妙な物語』だったなぁ…と思ったり。

一緒に観に行った母は「人間の人生の縮図のようだった。子どもを産んで、子育てして、子どもが大きくなったら自分はもう何もできないくらいになっていて、あとは死ぬだけ…」と言っていたけれど、そんな悲しいこと言わんといて〜!!と思うなどした。
ミッドサマーに続き、母と一緒に観に行くような映画ではなかったか…!?とソワソワしたけれど、「つまらなかった」とは言われなかったので安心…。
「変な映画、いつもよく見つけてくるね」とは言われた🤔

一緒に観にいくと、感想も考察も話しながら楽しめて、観終わった後も楽しいな〜!
家だとどうしても"ながら見"になってしまうから、映画館に観に行くの、やっぱり良いな…と改めて…。

最初のカッコウのところから鳥肌はざわざわ…。
主人公たちもカッコウの雛を育てさせられた籠の中の鳥…。「家」と言われていたけれど、出ることのできない「鳥籠」のようだったね…。

子どもの頃から髪型があの不動産屋さんと一緒やん!!子どもも将来は同じように不動産屋さんになって、この町の人口を増やす=自分たちの種を育てさせて増やす という計画なのでは…!?
と思ったけれど、増えるのではなく代わりにする目的だった…。
たしかに成長が恐ろしいほどに早かったから、老いるのも当たり前に早いのか…。

見事なまでの墓穴掘りには「ウワーッまじか…」としんどくなってしまった
穴が一晩経っても戻らないのはなんで…?本当に特別なのか…?と純粋に考えてしまったよ……

子役さんの男の子の声、あれは地声…?吹き替え…?
どちらにしても、表情もすごかったなぁ……
空葉

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