jintan

ビバリウムのjintanのネタバレレビュー・内容・結末

ビバリウム(2019年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

好き嫌い分かれそう、でも僕は好き!みたいな映画。

端から端まで無限に続く緑色の家、明らか作られた空、唐突に育てさせられる悪魔のような子供

考えようによっては、若いうちに家を買った夫婦についうっかり子供ができてしまいその子供の扱いに困るし、持ち家だから逃げられない、子供は最低限のケアでも子供は育つ、はてどうしたものか?みたいな、デビッドリンチのイレイザーヘッドの変化球みたいな話かなと思ったけど、こっちの予想以上になんの救いもなくて、最高でした。個人的には主人公女性の最後の一言が、あー、忘れてたけどそうだったわってなりました。

ミステリーバスとか、ブラックミラーの1話みたいな雰囲気で始まって、最後までなんだこれが映画の中の住宅街のように終わらない、でも実は細かく小ネタが張り巡らされてるので、出来たら2回くらい見るのがおすすめです。
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