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ビバリウムのVのレビュー・感想・評価

ビバリウム(2019年製作の映画)
1.9
カップル2人が新居を探して、不動産へ行く。ミニチュアで置いてある家のモデルは、どれも同じティファニーカラーの一軒家。案内をしてくれるマーティンは、どこか普通の人とは違う、世間知らずで私達(視聴者)から見ても、変な人と呼ばれるであろうそんな男性だ。もちろんカップル2人もそう感じていた。「見るだけでも」その言葉につられ、訪れた住宅地 ''Yonder(ヨンダー)'' は、脱出不可能な迷宮。2人はそこで、届いた男の子の赤ん坊と一緒に生活を始めた___

どんどん壊れていくカップルの愛、感情、神経。やがて奇妙さ、心の内の狂気なる部分が大きくなり、上品でエレガントにみえた全てが憎くみえてくる、いわゆる''精神崩壊'' そんな映画でした。
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