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宇宙でいちばんあかるい屋根のERIのレビュー・感想・評価

3.5
あ。そっかこれ藤井直人監督作品だったんだ。清原果耶ちゃんとのタッグ再びだね。

藤井直人監督の作品って本当にキャスティングが隅々まで良いなぁ。(久しぶりの健太郎くんだわ自分的に)

桃井かおりさんと清原果耶ちゃんが共演している作品としてもなんだかとても胸がいっぱいになるね。日本映画界として貴重な継承。


<夜の侵入者>
お気に入りの書道教室の屋上で、星婆に出会う。空を飛んでいるように見えたし、図々しくて時々変なことをいう人。


<屋根とほおずき>
大好きな人を助けたくて、星婆に相談するつばめ。話していくうちに自分の心に引っかかる寂しさを星婆に話す。

翌日、星婆とつばめは待ち合わせをして、水族館でクラゲを見る。親にも友達にも話せない自分の気持ちを星婆に吐露する。

<雨、空のクラゲ>
山上ひばり。彼女の描く水墨画のモチーフに描かれる3羽の燕。自分のことを気づいてもらえなかった。ひばりには娘と夫がいて、新しい家族がそこにいた。

お母さんに会って、心の置き場がなくてお父さんに当たってしまった後のお父さんの仕草が胸に詰まる。


<夏休み歩行計画>
星婆にお礼がしたくて、たった一つの後悔といった孫のまことくんを探すことに。手がかりはえんじ色の陶器瓦の屋根。

こんなところにあったんだね。
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