あさきち

宇宙でいちばんあかるい屋根のあさきちのレビュー・感想・評価

4.0

むせび泣くような感涙はないし、
ときめく様な恋愛模様もない、


主人公の中学生の感性の視点を中心として、
市井の人々がそれぞれの優しさで
成り立ってるんだなと感じさせる
丁寧な構成、

ファンタジーの象徴として、
つばめと星ばあの会話とロケーションが
美しくひかる。
(特に水族館のくらげや星の瞬く屋上の美術や撮影はイメージカットとして最高の出来だと思う)

派手さを抑制して成功している映画というのは、なかなかないものだ、
あさきち

あさきち