ssr701

宇宙でいちばんあかるい屋根のssr701のレビュー・感想・評価

2.9
またネタがないので
没原稿の再利用です(フリーライターきどり)

適当に選んで見ているわりに
伊藤健太郎の映画に
やたらと「ぶつかる」気がします
まあでも「逃げる」わけにもいきませんね!
とにかく視聴開始です!

(ネタバレありです) 

清原果耶ちゃんの主演作品ですね
さっそくボクにかわいい寝起きの顔を見せてくれる
大サービスです
でもとても残念なことに伊藤健太郎に
惚れているようです…
彼はいざとなったら逃げる男なんだよ?
と画面をパシパシ叩いて教えてあげたくなります

押し付けがましい親切心はともかくとしてです
キュンキュン恋物語かと思いきや
なんとファンタジーもののようです
桃井かおりがどうやら魔法使いということらしいです
えぇぇ…
(見える人にしか見えない存在だそうですが
影が映ってるぞ!
といつものツッコミをさせてもらいます)

なんだかよくわかりませんが
もう流れに身を任せてポカーンとした顔で
見続けるしかありません
清原果耶と桃井かおりが
海でキャッキャと波と戯れる姿も
素直に受け入れるしかないのです

書道や水墨画の話
そして果耶ちゃんに妹が近々産まれるという話も
並行して進むという
とっ散らかったような
欲張りな印象を受ける作品です
伊藤健太郎のお姉さんがクズ男に
だまされているというエピソードもあって
とにかく盛りだくさんです
どうにも落ち着きません

ただ果耶ちゃんが可愛いのでとにかく見続けます
子供っぽい話をして
桃井かおりに「夢見る夢子ちゃんね」と
呆れられるシーンがあるのですが
本当に天真爛漫でいい表情を見せてくれます
ここは見どころのひとつじゃないでしょうか

水墨画の先生との名前のつながりを
誰も突っ込まないのでモヤモヤしてましたが
実際に個展を見に行って
あーやっぱりねとはっきりとします

そこでなんやかんやがあって
失意のうちに雨にずぶ濡れになってしまう果耶ちゃん…
お母さんは慌ててバスタオルで髪を拭きますが
それじゃダメなんですよ!
どうして脱がさないんですか!
脱がないと乾かないんですよ!
これまたいつものツッコミ終了です
まあそのあとちゃんとシャワーを浴びるシーンが
あるんですけどね
でもサービス度0でちょっとがっかりでした
やるならやる!ですよ!果耶ちゃん!


さてここでショッキングな出来事が起きます
伊藤健太郎がバイクで転倒事故です!
ここでは自分が転倒してケガをしただけですが
「教場」ではクルマでひとをわざと引くという
役柄だったし彼には何かが憑いてるんですかね…


まあでも伊藤健太郎と果耶ちゃんが
いっしょに行動し始めてから
なんとなく話も落ち着いてきた気もします
果耶ちゃんのいじらしいキャラが
いい感じだな〜って…
しかしそれも束の間で
ひと月だけつきあっていたという
元カレのガラの悪さにしょんぼりしてしまいます
ヘッドホンにスケボーという
アイテムを身につけてるあたりも
ダメ押しな感じでした
果耶ちゃんの魅力だけで
成り立ってる作品なのに(←個人の感想です)
変なキャラ設定を盛り込んでこないで
ほしかったです
ピュアさをひたすら引き立たせるような
そんなストーリーにしてほしかったなあ〜


家族との仲直りシーンは良かったですね
お父さんが言葉を選んで少し言いよどむところも泣かせます


だけど
最後に月日が経つの意味があったのかな?
それなら書道の先生の恋が実って
ふたりで見に来る展開にしてほしかったです…

また文句ばかりになりましたが
果耶ちゃんの演技がとても魅力的だったので
見てよかったなとも思いました
お見舞いへと出かける時の
ウキウキで着替えるシーンも素敵で印象的でしたね

オチはそれほど良いとは思わなかったのですが
果耶ちゃんの歌声が最後に聞ける!
ということがオチだと考えると
納得がいく作品なのでした
ssr701

ssr701