mofa

宇宙でいちばんあかるい屋根のmofaのネタバレレビュー・内容・結末

2.5

このレビューはネタバレを含みます

【感情は終始平坦で】

清原果耶さん目的で視聴。けっこう期待していたのだが。
星ばぁこと、桃井かおりが出てきた時点で、ダメだった・・・・
だって、なんだか、樹木希林のバッタもんみたいなんやもん(←桃井かおり好き)
この星ばぁというキャラが、最後までよくわからない。
生前は、一般のおばあちゃんだったのか、奇人変人のおばあちゃんだったのか。
その辺りの描写がないので、この星ばぁをどんな風に受け止めたらいいのか、最後まで分からんかった。奇人変人だったとして、中学生のご飯を奪うキャラにしては、桃井かおりさんは、美しいんだよね。
 もっと、桃井かおり路線でも良かったのになぁ・・・・。
 
清原果耶さん・坂井真紀の演技は、間違いはないけど、その分、水野美紀さんが見事にぶっ壊しているし(この人、ホントに演技が下手くそですよね)
吉岡秀隆さんは、ほんと、変わらない演技で、びっくりする。
伊藤健太郎さんは、醍醐虎汰郎さんに、完全にくわれてるように感じたのは、私だけ?
最後なんて、なんか、置いてけぼりくらったまま、終わってしまってるし・・・・。

話の展開も、星ばぁ呼ぶまでが強引。清原さんの演技力でもってしても、違和感。
孫と祖母の関係性も、よく分からないし。
名前でピンと来ないほどの仲なのに、祖母が孫に執着しているのが、よく分からない。
つばめの親子関係も、ぼんやりと表現されてるし、お隣さんのお姉さんも、なんか、昭和の不良娘みたいで、時代錯誤で違和感だった。

ファンタジーだけど、驚きは皆無だし、
感情は常に平坦。清原果耶さんの演技は上手くても、感情を揺さぶるような場面はなく、彼女自身も消化不良だったんじゃないかな・・・と思ったりした。
mofa

mofa