クイニーアマン

アンダードッグ 前編のクイニーアマンのネタバレレビュー・内容・結末

アンダードッグ 前編(2020年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

2021/05/11
武正晴監督
キャスト
森山未來さん
北村匠海さん
萩原みのりさん
二ノ宮隆太郎さん
勝地涼さん

アンダードッグ「噛ませ犬」として必死にリングに上がり続ける崖っぷちのボクサー、かつてチャンピオン王手までかけた森山未來さん、そして施設へボランティアとして来ていた森山未來さんと出会い殴られていつか必ずやり返すという復讐心と男として凄く尊敬をしてボクシング日本チャンピオンまで登り詰めた北村匠海さん、彼らが拳を合わせながら魂同士の会話をし合うアクションシーンが男として物凄く痺れるものがあり、またものすごい早いアクションシーンで殴っているように見せる殴られているように見せる、それがとても長く素早くコンボとしてやりこなしていたのも、物凄いなと思いました。 北村匠海さんが森山未來さんと試合をすることが決まり、その喜びが全身から満ち溢れる北村匠海さんがとても素敵に見えました。役としての体づくり、森山未來さんの体脂肪率をものすごく落とし、ボクサー体型を作る、俳優としてとてもかっこいいなと思いますし、羨ましい役だなと思いました。
ストーリーとしても役者さんたちの魂同士の会話も、本当に素敵で素晴らしい作品でした。
この作品の演技の面で、子供が生まれて幸せという表現の仕方が、とても柔らかい表情と優しい笑顔を出していた北村匠海さんの表現力は本当に勉強になります。
後編が気になる終わり方で、武正晴監督の映像の作り方は凄いなと思いました。