くせえくせえと思いながら見てましたけど最後のバイブスはたまらんかった。
夢を追う人が夢を諦める時、きっとなんであの時本気で夢を叶えられると思ったんだろうと後悔する。あの時の自分は幼かった。馬鹿だったって。もう自分は大人なんだからと諦める。
主人公が現実と向き合うにはそれらの過去(動機、ひいては青春)が死ぬ必要があった。
だけど佐々木がキリストのように復活したことでそれらは信仰に値する確信に変わり主人公は舞台に立つことが出来た。
俺には取り立てて夢もないんで、夢のある人にはそれに至った初期衝動が間違ってなかったと思ってほしいですね。漠然と盲信するんではなく。