鑑賞前に、主演俳優さんのインタビューを読んでいて「何だか、凄くいい人そう!日本人が好むような控えめキャラで、ステレオタイプのフランス人像からは遠く離れてるなぁ」というのがあったお陰で、鑑賞を途中で投げ出さすに済んだ。
というのも、露骨な悪役というのはなく、逆に主人公が、いくら悲しい過去を抱えているとはいえ、周りにおんぶにだっこの状態からスタートして、インスタ人気とともに天狗になっていくのがやけにリアルで…。
主人公、最初は友人のドラァグクイーンのことをあんなに大事にしていたのに、人気とともに、差別発言まで出てくる。
周りが優しすぎるのも、果たしてそれがいいのか悪いのか判らない。
ヨランダの「自分の価値を他人に決めさせるな」これはグッとくる。なんかこう…失恋ソングではない時の中島みゆきっぽくて(笑)
ミスコンの未来も、果たしてどうなるのかなぁ?
日本の有名な大学でもミスコン廃止する学校が出てきているし、いつかはミスコンが淘汰され、死語だと笑われるようなる時代も来るのかもね。
正直、ミスユニバースに選ばれる人を見てもどうもピンと来ないから、ミスコンはなくなってもいい派。
そもそも、絶対的な美なんてないでしょう。