《内容》
東西ドイツが統一された頃、
息子が母のために東西統一を
隠し続けるドラマ映画🎦
《感想》
優しい。
本当に優しい映画。
その優しさをコメディタッチに描いているので、胡散臭くないところも素晴らしい👏
この映画は、東西ドイツ統一後、息子が病弱な母親にショックを与えないように東西統一を隠し続けます。
昔のピクルスのビンを探したり、存在しないニュース番組を撮影したりと、息子の東奔西走する姿から母親への愛情がひしひしと伝わってきます😌
特に良いのが、息子(主人公)以外のほとんどは、その生活の豊かさから東西ドイツ統一を受け入れている点です。
周りから「そんなことをしてまで、母親に嘘つかんでもよくない?」と嫌な顔をされても、母親のために嘘をつき続ける姿は、胸にくるものがあります😭
こんなにも“ 優しい嘘 ”を丁寧に描いた映画は、きっと本作だけでしょう。ふとしたときに、
「あ、グッバイ、レーニン!が観たい」
って思えるんですよねぇ〜。
『バルーン奇蹟の脱出飛行』
『僕たちは希望という名の列車に乗った』
など、東西ドイツが舞台の映画は、名作揃いですね!
今後も、これらの作品と並ぶ名作がどんどん出てくることを期待します🤗
本作は本当に、良いものでした!