ゆーか

マシニストのゆーかのネタバレレビュー・内容・結末

マシニスト(2004年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

どの動画サイトでも配信されていなかったので、30分かけ隣の街のゲオまでレンタル。(動画サイトでレンタルはあるが、借りて5本セット料金の方が安い)

まずジャケット写真に惹かれる。
只者ではない。
ちなみに私はぷっくりおでぶちんが好き。


内容は「メメント」に寄っている。



機械工(マシニスト マシンにistをつけたもの)として働くトレバー。
不眠症で一年眠れておらず、相当ガオっている。
その頃からアイバンという新入りに
気を取られ、仲間の腕を落としてしまったり、自分も巻き込まれそうになる。
毎晩通っていた空港の喫茶店店員マリア、
心を許した娼婦スティービーにも
自分の身に起こっている出来事を理解して貰えないことから、アイバンへの怒りは更に増す。

ある日
分かってるぞ、俺は誰なのかと
何故眠れない辛い日々を過ごしてきたのか思い出す。
ちょうど一年前、アイバンの運転する車が子供と接触し事故を起こす。
そして逃げる選択をしてしまった。
人の感情の変化はここまで外見を変え、人を追い詰め、妄想まで造作させる。


トレバーは、事故の断片的な記憶から
妄想を生み出した。
事故を起こした1時半になると必ずトレバーはいても経っても居られず、家を出る。
車のシガーレットライターに気を取られ事故ってしまった事を、無意識に思い出し
その後使おうとすると自分の中の妄想で作りあげたアイバンが出てくる。など

最後は自ら自首し、償う事を選んだ
トレバーはやっと眠る事を許されたかのように目を閉じる。
映画中初めて白い描写で包まれ、
エンドロールが流れる。
ゆーか

ゆーか