森で気を失い目が覚めると体はそのままに8年間の時が過ぎていた少年と謎の飛行物体の話。
少年と異星機械がNASAから逃げる凸凹逃避行ジュブナイルなんだけど、3Dがまだ赤青メガネだった頃のSF感というか、妙にゴツくてちゃっちい質感がとっても良い。
浦島太郎的に自分だけ過去の姿のまま取り残されてしまった主人公と彼よりも年上になってしまった弟との絶妙な距離感も、なんかたまんねーな！ってやつ。
あと研究所のお姉さん役で若い頃のサラ・ジェシカ・パーカーが出てるのだけど、エグいくらいパッとしなくて終盤になって初めて…そう言えばサラ・ジェシカ・パーカー出てんだったな、、って気付いた。
何も変わらない日常なのに不思議な経験をした主人公にとってだけは世界のあり方が以前と違って見える。
ファンタジーってこうあってほしい、ていうお手本のような終わり方でマジにハッピー。
