風来坊

ベルヴィル・コップの風来坊のレビュー・感想・評価

ベルヴィル・コップ(2018年製作の映画)
2.5
「最強のふたり」で一躍トップスターとなったオマール・シーさん。
脇役で長年映画界で活躍していて特にコメディで存在感を発揮しているルイス・ガスマンさんという面白い組み合わせのバディコメディアクション。

本国の刑事が異国の地で奮闘するという昔からよくある設定に相棒設定を組み合わせた設定。なんかブレット・ラトナー監督の「ラッシュアワー」を思い出しました。設定は違いますが、ノリはかなり近いと思います。

親友を殺されて悲壮な思いを胸にアメリカへと渡るのですが、その割には主人公は観光気分だったりとこの軽薄なのがどうも好きになれません…。
まあコメディなので細かい事は気にしたら負けなのでしょうけど。

主人公のお袋さんが何故かついて来たりとかなり強引な展開。
このお袋さんがクセの強いキャラクターで好き嫌いが分かれそうな感じ(笑)
アクションは控えめで地味。どちらかというと2人の掛け合いやドタバタな展開を楽しむ感じですね。

同じ事の繰り返しの展開に飽きがきてしまう…。急にアフリカに行く展開も強引。アクション物としてもバディ物としても中途半端で全体的に物足りない出来。華のあるオマール・シーさんだから最後まで観れた感じでした。

まとめの一言
「領収書」
風来坊

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