会話劇？フランス映画って感じで始まってこれはぼーっと見てると分からなくなるかなとしっかりきっちり見ました。
父親が倒れたことをきっかけに集まった3人の兄弟、それぞれに抱えている物。国は違っても何か身につまされるものがある。見ている自分の年齢もあるのかもしれないけれど。これから先に進めると思う時間と先がなんとなく見えてきた時間と、そんな物がせめぎ合いのように頭の中で考えてみる。
ご近所のご老人が取った選択然り。
それでも女優と漁師の関係などチャーミングな場面があったりしてちょっと微笑める瞬間もあった。そこら辺からこの映画好きだなと思った。
難民である子供たちが出てきて意外な展開へ。美しくて切ないラストだった。
