時は明治42年、九州の山に囲まれた村に帰ってきた栄二は蔵に住む目の見えない少女 多紀理と出会う。
ある夜、一人で出かけていく多紀理を追いかけた栄二は・・・・。
とある村を舞台に怪獣と心を通わせる少女の絆を描いた特撮怪獣人形劇。
登場人物や怪獣まで全て人形や着ぐるみで表現されていたのだが非常に精巧に作られていて作品の持つ和の雰囲気にしっかりと合っていたのは素晴らしかった。
また怪獣が村を破壊していく怪獣映画好きならしっかりと満足できるであろうシーンが入っていたのも感心した。
全体的に上映時間は短めの作品だが、かなり出来の良い人形アニメの佳作であった。
