Kevin

ザ・コールのKevinのレビュー・感想・評価

ザ・コール(2020年製作の映画)
3.0
過去と現在が繋がる電話を軸にした仕掛けで話が進んでく。
要約すると現在の主人公が、過去のサイコパスとバトるって話。

よくできてる、とは言い難い。

電話はいいとして、過去と現在の因果関係に無理がある。
とても、無理がある。
映画の前提である設定だから、口出したくないけど、観てて違和感しかねぇ。

電話で未来が変わるってのは、分かる。
本来は無かった要素が入るわけだから。
でも、その要素が入って確定した未来が現在だよね?
現在の主人公が生きてるなら、電話出ないで何もしなかったら、後は過去で何しようと、その結果が収束して現在になるわけだから、それでオッケーじゃないの?

シュレディンガーの箱開けて、猫が生きてるか死んでるか確定してんだから、あとは開ける前の過去に干渉しなけりゃそれは変わんないでしょ。


頭パーにして、そこを無視できれば、面白い映画なのでは。
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