君は永遠にそいつらより若いのusamomのレビュー・感想・評価

原作未読、読んでみようと思う作品だった

ヘビーな内容ながらも
大学4年児童福祉司の就職がきまり卒業までのモラトリアムを過ごす主人公目線の
自分には大切な何かが欠けていて処女であることが自分の欠陥を物語っていると思い込んだり
身近にいる人の様々な悩みや変化に気付き寄り添うことの難しさを感じたり
わからなそうでわかりそうな身近に潜んでいるようなこと

先に生きている者からの支配や抑圧、理不尽なことだらけの世の中、「きみは永遠にそいつらより若い」