エリ

セイント・フランシスのエリのネタバレレビュー・内容・結末

セイント・フランシス(2019年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

期待しすぎちゃって観ながらむずむずしちゃった。けど、途中から一気に引き込まれた。何回も忘れちゃうし何回も思うけど、子どもって罪がなくて本当に愛おしいなあ。

花火大会から帰ってきて、家の階段の前で話すシーンがまずよかった。そりゃあ感情あるよね。中絶だし。いいんだよいいんだよ、泣いていいんだよ、よく泣いた!と思った。みんなうまく言葉にできないだけで、いろんなことが不安で、でもうまくいかせたい、解決したいって思ってるよね。それは心の中の感情を引き出す機会がないとなかなか表れない。あの感覚がすごく大事だなと改めて思った。

小学校に送り届けるシーン、親になったらこんな複雑な気持ちなんだなって想像した。子どもが成長するのは嬉しいけど同時に寂しいんだろな。いつかそんな感覚を自分も体験できるかな。そして戻ってきてハグするシーン。なんかちょっとやそっとのことで寂しさも吹き飛ぶし、安心するし、本当自分て単純だなと思った。

教会で罪の告白するシーン、2人が可愛くて愛おしくてニヤニヤしちゃった。

映画ってなんでこんなにいいんだろうーーうまく感動を言葉に表せない自分が悔しいけどそんな自分も抱きしめて、周りの人を大事にしたいなぁとあたりまえなことにまたまた気付かされました!
エリ

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