自分と他人を比較するのって、この世で最もお手軽な自傷行為だなぁと思います。
自分と向き合うのが面倒な時、色んなことに疲れた時、ただただ暇な時、他人と比べては、「それに比べて私は…」を枕詞にうだうだと考え込む。インスタのきらびやかな写真を見ては「私って足りないものばかりじゃん!?」と悲しみの沼にズブズブと入っていく。なんの生産性もないのに、ついついやってしまいますよね。
「子どもの成長は、横のモノサシ(相対評価)ではなく、縦のモノサシ(絶対評価)で計りましょう」
私が学生時代に死ぬほど聞いた言葉です。でも大人になったら「横のモノサシ」で計られがちですよね。社会的地位とか、容姿の美醜とか、年収とか。成長すればするほど相対評価の基準が増えていきます。きれいな形に育った野菜以外は廃棄されてしまうソレに近いですよね。
それでも、子どもに限らず大人だって「縦のモノサシ」で計ったっていいじゃないか、と私は思います。だってみんな違う生き物で、みんな違った美味しさ(能力)があるのだから。
「足るを知る」という言葉がありますが、ヒヨっ子の私にはまだまだ分かりません。やっぱり満ち足りた人生を送っている人が羨ましいです。
うだつの上がらないフリーターだろうが低収入だろうが、自分の生き方を肯定したいと常日頃思っています。ですが、正社員のバリキャリOLを未だに夢見ている自分がいます。いつになったら己の生き方に満足できるのでしょうか。
一生のうちに分泌される女性ホルモンの量は、たったティースプーン1杯程だと言われています。こんなちょびっとのホルモンに一生振り回されるなんて、ふざけんなって話ですよね。
女性の身体に起こる全ての事象は「病気じゃないんだから」の一言で片付けることができますが、自分の身体の変化に己一人で向き合うのもかなり苦しいものがあります。かと言って公にできるような話でもないセンシティブなことだし…。
私のちっぽけな脳みそじゃ死ぬまで解決しない問題ですね。
「私は賢い!!!
私は勇気がある!!!
私はかっこいい!!!」
毎日心で叫びたい言葉です。