傑作じゃん。名作じゃん。
監督が男性でびっくりしたけど
主演のケリー・オサリヴァンが自らの体験をもとに脚本を書いて
パートナーであるアレックス・トンプソンに監督を頼んだ、と。
ケリーが再びアレックスと組む次の映画は、高校の女の子同士の友情についてのものとのこと。
期待大!
**
ギターの先生(男)の賢者タイムが面白くて。。
コトの後のあのスーンとした表情。。ごめんなさいね。。
あれは脚本にあったのかな。
監督のアイデアかな。
**
『レディバード』っぽいなと思ったらケリー・オサリヴァンはグレタ・ガーウィグの『レディバード』に触発されたとのこと。
とは言え突然このレベルの映画が生み出せるんだからとんだ才能と実行力。
**
生理や中絶、避妊、それらを一方的に女性が負わされる責任。
出産への期待と、出産した後の責任もまた女性に背負わされがち。
子育てするレズビアンカップルも盛り込んで混乱しそうな物量なのにタタタターと軽やかにギャグとシリアスでリズムよく描いていた。
賞レースの常連になっていくだろうけど
この『セイント・フランシス』のインディー感は維持してて欲しいな。