セイント・フランシスのTonnyNekowasherのレビュー・感想・評価

主人公が夏の間だけの子守りをしつつ、そこの家族と触れ合って変わっていくという話なんだけど、劇的な変化じゃなくてゆっくり自分の中にあるモヤモヤした感情と向き合いながら成長していく感じが見ていて凄く心地よかったなぁ。
完全な女性目線な話だが、男の自分もかなり気付かされる事も多かった気がする。
本当めちゃくちゃ匙加減の上手い脚本だし、一つ一つの事柄のリアリティがありすぎ故に前半はちょっとしんどくもあったけど、最後はやっぱり良くて泣いてしまった。