タンバリンマン

セイント・フランシスのタンバリンマンのレビュー・感想・評価

セイント・フランシス(2019年製作の映画)
4.6
「世界はいつだって生きづらい」
彼女たちが抱える苦悩は全世界の女性たちが抱える苦悩でもある。心身ともに流血しているような状況も、純粋に、ユーモラスに、真っ直ぐ描いてた。

この生きづらい世界を懸命に生きる女性たちを、この作品は聖人フランシスのような純粋な心で見守ってくれてる気がする。
  
そしてそんな世界にこれから飛び込むであろうフランシスを見送るブリジットの眼差しはもう一生忘れられへん。