新しいジャンルの恋愛映画だったな。
恋愛というよりは、ヒューマンドラマ寄りかな。
まずは主演2人の演技が本当によかった〜！
話が噛み合っていない会話劇はなんとも自然で、ずっと見ていられる。
2人のキャラ設定が良いし、
成田凌って、なんでこんなにもナヨナヨ系の演技似合うんだ？
特徴的な笑い方につられて自分も何回も笑ってた。
最初から最後までテンポよく終わっていった気がして、退屈しなかった。
コメディ調ではあったものの、「普通」とはなにかを改めて考えられたかな。
世間が俗にいう「普通」は「普通」なんかではなく、大多数の意見に過ぎないんじゃないかと。
「普通はこうだ」とよく聞く言葉は、個人の押し付けに過ぎないんじゃないかと。
人それぞれみんな違うわけだから、「なんかこの人普通じゃない」と否定的ではなく、そういった部分を「個性」として、その人だけの長所として受け止められる人が増えれば、主人公のように悩む人も減るんじゃないかな〜。
実際「普通」なんて本当のところ存在しないと思うし、自分を普通と思っている人でも、全く同じ人はいない。
みんながみんなどこか少しずつ違っていると思う、それがいいんだよきっと。
ちょい役で倉悠貴くんが出てたの個人的に上がりました。
