本当に20億年先からの呼び声のような、ティルダ・スウィントンの崇高な朗読と、壮大なスポメニックの建築群が、
極力具体を廃し、抽象的な世界観が続く未来からのメッセージ。もしかすると20億年後に残るのはこういう映画なのかもしれない。
ヒューマントラストシネマ渋谷で見るのがおすすめ。同劇場のシアター1が昨年導入したOdessaが威力を発揮し、信じられたいぐらいデカく地鳴りのような重低音で、このまま俺は最期を迎えるのではないか、とビビった。
どうでもいいけど、ヨハン・ヨハンソンって、日本で言うと山田山男みたいなことなのかな?