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マイ・ニューヨーク・ダイアリーのtoaのレビュー・感想・評価

3.1
せっかくなので続けて。
サリンジャーのファンに感化されていく主人公。
ちょっと散漫な気もするけど、斜めからのアプローチだからこそ時代を超えてサリンジャーの言葉が読者に刺さっていることがよく分かる。

たぶん本当に嫌なのは自分で自尊心を満たせない自分のこと。
感情を飲み込む "quiet emotional"
閉じ込めた感情の発露をどうしたらいいか未だ答えは見つけられてない。

きっと将来に思い返す決意の一歩、大事ですね。
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